“努力が実を結んで翔び立ち、自分らしい花を咲かせてほしい”

これがブランド名「Crane & Bloom」に込められた思いです。

 

はじめまして。

Crane & Bloom(クレイン&ブルーム)を立ち上げた川北と申します。

当ブランドにお立ち寄りいただき心より感謝いたします。

ここでは、なぜこのブランドを立ち上げようと思ったのか、そしてその想いについて紹介させいただきます。

お読みいただければうれしいです。

輸入事業から、日本で商品をつくりたいという思いへ

いくつかの外資系企業を経験し、海外の小規模ブランドの商品を日本で販売する事業を立ち上げるため独立。外資系企業に勤務している時に経験した、米国本社の商品やサービスを日本に導入するという経験を活かしたいと考えての起業です。

これまで、オーストラリアの蚊取り線香ホルダーの「Crochead」など、TVや雑誌にも紹介されるようなユニークな商品の日本導入を手掛けてきました。

事業は輸入商品から始まりましたが、起業当初から「いつかは日本で作った商品を日本で販売し、さらに海外でも日本製の魅力的な商品を紹介したい」という思いを持っていました。

そんな中、高品質なレザー商品、しかも原皮から日本の「純日本産」の革を使った商品が作れる、という機会が幸運にも舞い込んできました。

国内流通量は1割程度と言われる、「国産原皮(日本の牛)」を使ったレザーを使った商品を日本で生産する、この方向性で定まったものの、どんな商品を作りたいのか、その“核となるコンセプト”が定まりませんでした。

 

「集中と効率化の道具」にたどり着いたきっかけ

転機は、子どもの受験をサポートしていた時に訪れました。

勉強の成果を出すには、良い参考書、学習塾などの教え方だけではなく、いかに効率よく学習するか、ということもとても大事です。そのため、子どもが集中し、学習を習慣化できる方法を試行錯誤する日々を通して、集中力や学習の効率化について深く考えるきっかけとなりました。

そして、自身の会社員時代を振り返ったとき、優秀なメンバーの中で、非凡でない自分が成果を出すために、少しでも効率よく仕事をこなし、スキルアップをすることに常に意識していたことを思い出しました。

そこから生まれたのが、「集中と効率化を支える道具」というテーマでした。

 

今の時代に必要な“集中”

スマホの通知、SNS、常に流れ続ける情報。私たちは一日に何百回も注意を分断されながら生きています。

「集中しよう」と思っても、心が整っていなければ、思考は深まらない。

だからこそ、Crane & Bloomでは“集中の環境を整える”という考え方を大切にしています。

知識、自分にあった方法、まわりの環境や道具を整えることで、"集中"や"効率化"に差が出ます。

 

使う人に寄り添うデザイン

Crane & Bloomのプロダクトは、ブックウェイトやしおり、ブックカバー、ペンケースなど、
どれも「考える時間を快適にする」「効率をアップする」ための道具として設計しています。

そのため、道具そのものが主役になるのではなく、デザインは余計な機能はできるだけなくし「シンプルであること」に重きを置いています。

使う人の思考や時間がより豊かになるように——。
そんな願いを込めて、ひとつひとつ丁寧に形にしています。

レザーには独特の温もりがあります。使うたびに手に馴染み、少しずつ風合いが変わってゆきます。その質感が“余計なノイズ”を静め、思考を整えてくれると信じています。

Crane & Bloomは、そんな“触れることで心を整える”道具をつくっています。

 

私たちの使う「日本製」レザーについて

私たちがメインで使用している「日本製」のレザーは、原皮から日本の日本製のレザーです。

日本で製品を作ることを軸にすることは当初から決めていましたが、素材については決めいていませんでした。

ヴィーガンレザー(りんごの搾りかすを原料とする「アップルレザー」が代表的)や、安価でありながら品質も決して悪くない中国製の本革、イタリア製の本革などさまざまな候補を検討しましたが、たどり着いたのは、流通量の多くない、日本で生産された牛を原料(原皮)とする「純日本産」のレザーでした。

あまり流通量が多くないのは、日本産の原皮は高額なんだろう、と何も知らなかった私は想像していましたが決してそういうことではなく、品質や生産者側の都合、原皮の生産体制などさまざまな理由ということがわかりました。

そんな中、国産原皮を積極的に使い、技術を蓄えているタンナーさんと出会い、今のレザーを使用することになりました。

レザーについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

ブランド名に込めた想い

Crane:鶴

日本を象徴する美しい鳥であり、飛翔や長寿、そして「飛び立つ」という意味を持ちます。

Bloom:咲きほこる花

努力が実を結び、心が花開く瞬間を表しています。


「Crane & Bloom」という名前には、

“努力が実を結んで飛び立ち、自分らしい花を咲かせてほしい”という願いを込めています。

 

ブランドを象徴する色と素材

Crane & Bloomの象徴は「濃いブルー」

集中・知性・落ち着きを象徴する色であり、深く静かな思考を映す色でもあります。

レザーの素材には、姫路の職人により、ムラ感のある特別な風合いのレザーを作っていただきました。

国産の牛を原皮とし、国内で生産された国産のレザーです。生産は国内でも原皮は輸入されているものが多く、「原皮も国産」であるものはまだまだ多くありません。できるだけ国産で作りたい、という思いからこの国産原皮のレザーを使用しています。

 

あなたの集中をサポートする一品を

Crane & Bloomの道具が、あなたの静かな時間を支える存在になれたら幸いです。

末長くよろしくお願いいたします。

 

訪れていただいたことに感謝して。

 

Crane & Bloom 川北

 

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